ブロックチェーンの実稼働事例のひとつとして、マイクロソフトのコンピュータゲームのブランド「Xbox」のパブリッシャー(ゲーム制作会社や開発者)や関連する著作権者に対するロイヤリティの支払い効率化が挙げられます。Xboxが活用したプラットフォームは「Azure Blockchain Service」および「Quorum(GoQuorum)」が用いて構築されており、取引データの突合(リコンサイル)および再計算にかかる時間が劇的に短縮しています。本記事では、Xboxにおけるブロックチェーン導入事例を紹介していきましょう。
イベント概要 ※本ウェビナーは法人向けです。※お申込み人数の状況によっては、同業種の企業様のご参加をお断りする可能性がございます。あらかじめご了承ください。 ひと口にブロックチェーンといっても、ビットコイン=ブロックチェーンではなく、様々な種類があります。企業でブロックチェーンに取り組む場合、開発コストや情報の秘匿性、取引の処理速度など、様々な項目を比較・検討しなければなりません。しかしブロックチ […]
建設大手の「株式会社大林組」は2020年度、建設現場におけるブロックチェーン活用に向けたPoC(Proof of Concept)を実施しました。本記事では今回のPoCを担当した株式会社大林組のお三方へのインタビューを通じて、PoC実施までの舞台裏と、建設業界でブロックチェーンを活用する意義を伺います。
本記事ではパブリックチェーン「イーサリアム」にて現在進行系で行われている大型アップグレード、いわゆる「イーサリアム2.0(Eth2)」について紹介します。イーサリアム2.0の話題は広範にわたるため、本記事ではブロックチェーン全般の情報収集をしている方、特に自社事業でブロックチェーンを活用しようとしている方に向けて、イーサリアム2.0の概要とロードマップを紹介していきます。各論については、別途補足となる記事をアップする予定です。
ひと口にブロックチェーンと言っても、その種類は多様です。BitcoinやEthereumなどのように、コンセンサスノードとして参加するのに許可が不要なパーミッションレス型のブロックチェーンもあれば、コンセンサスノードの運用に許可が必要なパーミッション型のブロックチェーンもあります。2020年7月現在、企業がブロックチェーンを活用する場合、後者のパーミッション型ブロックチェーンが使われることがほとんどです。そこで今回はエンタープライズ領域で使われるブロックチェーンを紹介していきましょう。
現在、エンタープライズ向けブロックチェーンの標準化やエコシステムの形成に注力している組織がいくつか存在します。グローバルなコミュニティとしては、「Hyperledger」やCordaを開発する「R3」、「Ethereum Enterprise Alliance」(EEA)が有力だと言えるでしょう。本記事では、これらコミュニティのひとつであるEthereum Enterprise Allianceの概要や取り組みを紹介していきます。
Ethereumは、スループット(単位時間あたりの処理能力)の低さやプライバシーなどの問題によって、企業が使うには不向きな場合が少なくありません。そこで本記事では、企業でブロックチェーンの活用を検討している方に向けて、GoQuorumの概要とユースケースを紹介した上で、その特徴を解説していきます。