- 2019.10.16
- 2021.04.12
- IBM,
ビジネス・個人問わず、私たちが使う多くのモノは、国際貿易を経て手元に届いています。国際貿易の物流は複雑であり、デジタル化が進んでいない分野のひとつです。貿易では様々な書類が必要となりますが、依然として紙ベースで情報共有が行われている部分が多く、非効率性な状態が続いています。このような課題を解決しようと、ブロックチェーンを用いて情報をデジタル化・効率化する取り組みが拡大しつつあります。本記事で紹介する「TradeLens」(トレードレンズ)はその代表的な事例です。本記事では、国際貿易における課題を整理した上で、TradeLensの概要を解説していきます。
パブリックチェーンをエンタープライズ向けとして活用する場合、プライバシーやスケーラビリティ、ガバナンスなどの様々な問題に直面するのが現状です。改ざん耐性などのブロックチェーンの特徴を活かすために、パーミッション型(許可型)ブロックチェーンがいくつも開発されるようになりました。そこで本記事では、主要な許可型ブロックチェーンのうち、「Hyperledger Fabric」と「Corda」、「Quorum」を比較していきます。
エンタープライズ向けのパーミッション型(許可型)ブロックチェーンとして、「Hyperledger」は多くの企業やプロジェクトに採用されています。Hyperledgerは単一のブロックチェーンではなく、複数のフレームワークやツールなどから構成されるプロジェクトです。本記事では、Hyperledgerプロジェクトの概要と、その中でもっとも広く普及しているフレームワーク「Hyperledger Fabric」について解説していきます。
- 2019.09.27
- 2022.06.26
- Corda,
企業がブロックチェーンの活用を検討する場合、ネットワークへのアクセス権を管理できるパーミッション型(許可型)のブロックチェーンが有力な選択肢となるでしょう。本記事では、企業においてブロックチェーン活用を検討している方に向けて、Cordaの特徴を整理した上で、Cordaに対応するBaaS(Blcokchain as a Service)やユースケースを紹介していきます。
Ethereumは、スループット(単位時間あたりの処理能力)の低さやプライバシーなどの問題によって、企業が使うには不向きな場合が少なくありません。そこで本記事では、企業でブロックチェーンの活用を検討している方に向けて、GoQuorumの概要とユースケースを紹介した上で、その特徴を解説していきます。
2019年に入り、ブロックチェーンの「インターオペラビリティ(相互運用性)」に関する話題が増えてきました。本記事では、インターオペラビリティと注目プロジェクトである「Cosmos(コスモス)」と「Polkadot(ポルカドット)」について解説していきます。 インターオペラビリティとは? インターオペラビリティとは、複数の異なるシステムを組み合わせて、相互運用できる状態のことです。 2019年9月時 […]