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Azure AD Verifiable Credentialsを活用した分散型ID(DID)とは?慶應大でも導入

こうしたアイデンティティや識別子の管理手法として、分散型モデルが提案されており、分散型のデジタルIDシステムが登場し始めています。例えば、2021年4月にはマイクロソフト(Microsoft)が「Azure AD Verifiable Credentials」(パブリックプレビュー)を公開しました。そして、この仕組みにはパブリックブロックチェーンが活用されています。本記事ではDIDの概要と、Azure AD Verifiable Credentialsを利用して実現するアプリケーションのイメージを紹介した上で、導入が進められている慶應義塾大学の事例に触れていきます。

概要をわかりたい人のためのAzure Active Directory(Azure AD)の基本

Azure Active Directoryとは Azure Active Directory (以下 Azure AD) とは、 インターネットやWebを通して提供されるものに対して「認証」と「認可」を行うサービスです。 「認証」と「認可」という言葉は、よく混同しがちですので整理してみましょう。 認証:相手がだれであるかを特定すること認可:特定のアクセス権限を与えること 【認証】このIDはAさん […]

BaaS(Blockchain as a Service)でAzureをオススメする理由

BaaSってなに?SaaSやPaaSとは何が違うの? クラウド事業に関係する方でなくても、SaaSやPaaSなどの言葉を耳にしたことがあるかと思いますが、そもそもBaaSとは一体何でしょうか。〇aaSという言葉が多すぎて混乱する方もいるかもしれませんので、簡単にまとめました。 SaaS(サース / Software as a Service)クラウドで提供されるソフトウェアのことを指し、Gmail […]