こうしたアイデンティティや識別子の管理手法として、分散型モデルが提案されており、分散型のデジタルIDシステムが登場し始めています。例えば、2021年4月にはマイクロソフト(Microsoft)が「Azure AD Verifiable Credentials」(パブリックプレビュー)を公開しました。そして、この仕組みにはパブリックブロックチェーンが活用されています。本記事ではDIDの概要と、Azure AD Verifiable Credentialsを利用して実現するアプリケーションのイメージを紹介した上で、導入が進められている慶應義塾大学の事例に触れていきます。
2021年5月現在、エンタメ・アート分野などを中心に、NFT(Non-Fungible Token)を活用したサービスが数多く登場しています。特に2020年末〜2021年春には、多くの企業がNFT事業に新規参入しました。このような状況のなか、実はマイクロソフト(Microsoft)も2019年頃からNFTに関する取り組みを始めています。本記事では、マイクロソフトのNFT関連の取り組みについて、Enjinの概要紹介とともに紹介していきます。
「Azure Cosmos DB」は、大規模なアプリケーション開発を支援し、「Coca-Cola」やソフトウェア会社の「NortonLifeLock」(旧:Symantec)、大手EC「ASOS」などでも使われている分散型データベースです。本記事では、Azure Cosmos DBの概要を紹介します。
BitcoinやEthereumを活用した情報共有・連携のアプローチが提案されています。本記事では、「Microsoft」が中心となって開発を進めるBitcoinベースの分散型ID(DID)ツール「ION」(Identity Overlay Network、アイオン)を紹介していきましょう。
クラウド上でKubernetesを利用できるサービスが各社から提供されていますが、「Azure Kubernetes Service」(AKS)上のHyperledger Fabricテンプレートを使って、Fabricのコンソーシアムネットワークを簡単にデプロイできるサービスが新しくリリースされました。今回の記事では「Hyperledger Fabric on Azure Kubernetes Service」の概要を紹介していきます。
これからご紹介する世界最大のテックカンパニー達は、それぞれBaaSに特化した部門を持ち、開発と普及に力を入れて頻繁にアップデートを繰り返しています。日が経つにつれ、使いやすい機能がバンバン追加され、ブロックチェーン開発の敷居は低くなっています。本記事では、このBaaSを提供している会社がどこで、どんなサービスがあるのかまとめてみました。 今後ブロックチェーンでサービス展開を考えている方がいれば、是非とも参考にしてください。
比較的新しい技術であるブロックチェーン(分散型台帳技術)は近年、開発支援ツールが増え、標準化の動きが加速しています。本記事で紹介する「Azure Blockchain Tokens」もそのひとつであり、「Azure Blockchain Service」で標準化されたトークン化を発行・開発できる機能としてリリースされました。そこで今回は、Azure Blockchain Tokensの概要とトークン標準化のためのイニシアチブ「Token Taxonomy Initiative」を紹介していきます。
はじめに ブロックチェーンベースのプロダクトを開発している方の中には、「Microsoft」が提供する「Azure Blockchain Service」を活用している方も多いのではないでしょうか? 本記事では、2019年10月下旬のAzure Blockchain Serviceのアップデートについて紹介していきます。 【重要】従来、Azure上で提供されてきたマネージドBaaS(Blockch […]
2019年9月27日にブロックチェーンのコワーキングスペースNeutrinoで実施されたMicrosoftの主催するイベントに参加してきました。 Microsoftがブロックチェーンに本気らしいけど実際のところ何してるの? との副題の通り、”デプロイ王子”の愛称で知られた廣瀬さんから、ブロックチェーン領域でのマイクロソフトの取り組みが国内外、網羅的に紹介されたイベントでした。 よく知るプ […]
Azure Blockchain Development Kit はMicrosoft社によって提供されているブロックチェーン開発の短縮を目的としたツールで、Visual Studio Code (以下VS Code)というエディターのプラグインとして利用できます。本記事ではAzure Blockchain Development Kitによって、プロジェクトの生成からスマートコントラクトのビルド・デプロイまでの利用手順をご紹介します。