Masaya Wantani

ENS(Ethereum Name Service)とは?アドレス可読性のメリットとは?

DNSは「1.1.1.1」のようなIPアドレス「baasinfo.net」のようなドメイン名を紐付けるシステムであり、アドレスの可読性を向上させています。実は上記のようなDNSと類似したシステムが、パブリックチェーンのアドレスの可読性を向上させるために構築されていることをご存じでしょうか。それがENS(Ethereum Name Service、イーサリアムネームサービス)です。

マイクロソフト(Microsoft)のNFT活用事例とは?連携するEnjinも紹介

2021年5月現在、エンタメ・アート分野などを中心に、NFT(Non-Fungible Token)を活用したサービスが数多く登場しています。特に2020年末〜2021年春には、多くの企業がNFT事業に新規参入しました。このような状況のなか、実はマイクロソフト(Microsoft)も2019年頃からNFTに関する取り組みを始めています。本記事では、マイクロソフトのNFT関連の取り組みについて、Enjinの概要紹介とともに紹介していきます。

イーサリアム最大のDEX「Uniswap」のアップデート(Uniswap V3)の概要とは?

「Uniswap」(ユニスワップ)は、イーサリアム上でEther(ETH)やERC20トークンを交換するためのDEX(Decentralized Exchange)プロトコルです。2021年3月、Uniswapのv3がアナウンスされました。ローンチ予定は2021年5月5日であり、既存のUniswap v2にいくつかの改善と機能追加が行われています。本記事では、Uniswap v3の概要を紹介していきます。まずはUniswap v3のアップグレードに至るまでの流れを簡単に見ていきましょう。

企業のパブリックブロックチェーン活用事例―アート作品の証明による価値創出

2021年3月、「週刊少年ジャンプ」などを発行する「株式会社集英社」がブロックチェーン証明書を活用したマンガアート事業「SMAH」(SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE)をスタートしました。マンガアートとは、その名の通りマンガをアートとして位置づけたものです。アートの来歴・真贋証明にブロックチェーンが活用されており、集英社はプレスリリースでマンガアートの価値を保証し、次世代へと継承していくと同時にマンガアート市場の創出を目指していくとしています。 本記事では集英社の取り組みと共に、ブロックチェーンを活用した証明を行う実稼働サービスとしてのStartbahn Cert.およびStartrailについて紹介していきます。

  • 2021.03.31
  • 2021.07.06
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NFT×巨大コミュニティの注目事例:NBA Top Shotとは?

「NBA Top Shot」とは、デジタルカード化されたNBA選手とその名シーンを集めるコレクションゲームです。NBA Top Shotはオープンβ版ですが、すでに4億2,200万ドル(約458億円)もの売上げを記録した上、ユーザー数も33万を超えました。これはブロックチェーンゲームとしては世界でトップの数値です(2021年3月23日現在。ユーザー数はカードの保有アドレスで計算)。NBA Top ShotはNFTを活用したサービスの成功例と考えられます。そこで本記事ではNBA Top Shotについて紹介していきます。